才塾 定期テスト対策

数学 中2 4章 平行と合同 角と平行線 第3回(全18問)

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$ \boxed{\phantom{ho}}$←ここに四角形が表示されていたら準備OKです。

問題をクリックすると答えがでます。

以下の問いに答えなさい。

対頂角
(1) 右の図で対頂角になっているのは、どの角とどの角か。2組あげなさい。


答え
$\angle p$と$\angle r$
$\angle q$と$\angle s$

同位角錯角
(2) 右の図で同位角になっているのは、どの角とどの角か。4組あげなさい。また、錯角になっているのは、どの角とどの角か。2組あげなさい。

答え
同位角… $\angle p$と$\angle t$, $\angle q$と$\angle u$, $\angle s$と$\angle w$, $\angle r$と$\angle v$
錯角… $\angle s$と$\angle u$, $\angle r$と$\angle t$,

対頂角
(3) 右の図で、$\angle a$, $\angle b$ の大きさをそれぞれ求めなさい。


答え
$\angle a=35^{ \circ }$, $\angle b=36^{ \circ }$

同位角錯角
(4) 右の図で、$l /\!/ m$ のとき、$\angle x$, $\angle y$ の大きさをそれぞれ求めなさい。


答え
$\angle x=130^{ \circ }$, $\angle y=132^{ \circ }$

(5) 下の図で、$\angle x$, $\angle y$, $\angle z$ の大きさをそれぞれ求めなさい。ただし、$l /\!/ m$ とする。 三角形

答え
$\angle x=39^{ \circ }$, $\angle y=42^{ \circ }$, $\angle z=41^{ \circ }$

POINT

$x=102-63\\y+35=44+33\\58+81+z=180$


(6) 下の図で、$\angle x$, $\angle y$, $\angle z$ の大きさをそれぞれ求めなさい。ただし、$l /\!/ m$ とする。

同位角錯角、三角形

答え
$\angle x=78^{ \circ }$, $\angle y=58^{ \circ }$, $\angle z=24^{ \circ }$

POINT

※補助線をひいて考えます。色のついた部分の大きさがおなじです。
※最後の問題は、$A+B+C=D$になります。よく出てくる形なので、「この形は $A+B+C=D$」とおぼえてしまいましょう。また、なぜそうなるのか説明しなさいという問題もよくあるので、説明できるようにしておきましょう。 同位角錯角、三角形


(7) 下の図で、$\angle x$, $\angle y$ の大きさをそれぞれ求めなさい。ただし、〇のついている角同士、×のついている角同士等しいものとする。

三角形

答え
$\angle x=115^{ \circ }$, $\angle y=62^{ \circ }$

POINT

※$x$ の求め方 \begin{eqnarray*} ○&=&a^{ \circ },×=b^{ \circ } とすると、\\ 2a+2b+50&=&180\\ 2a+2b&=&130 \quad \class{mathbg-r}{(両辺を\div2)} \\ a+b&=&65\\ x&=&180-(a+b)\\ &=&180-65=115 \end{eqnarray*} ※$y$ の求め方 \begin{eqnarray*} ○&=&a^{ \circ },×=b^{ \circ } とすると、\\ a+b+121&=&180\\ a+b&=&59 \quad \class{mathbg-r}{(両辺に\times2)} \\ 2a+2b&=&118\\ y&=&180-(2a+2b)\\ &=&180-118=62 \end{eqnarray*}



(8) $n$ 角形の内角の和は(          )である。
(8) $n$ 角形の外角の和は(          )である。

答え
内角の和…$180^{ \circ }\times(n-2)$
外角の和…$360^{ \circ }$


(9) 二十角形の内角の和を求めなさい。

答え
$3240^{ \circ }$

POINT

$180\times(20-2)=3240$


(10) 内角の和が $2700^{ \circ }$ になる多角形は何角形ですか。

答え
十七角形

POINT

$2700\div180+2=17$


(11) 正十二角形の1つの内角の大きさは何度ですか。

答え
$150^{ \circ }$

POINT

$\{180\times(12-2)\}\div12=1800\div12=150$

別解 (外角の和$=360^{ \circ }$を利用する)←おすすめ
$180-(360\div12)=180-30=150$


(12) 正十六角形の1つの外角の大きさは何度ですか。

答え
$22.5^{ \circ }$

POINT

$360\div16=22.5$


(13) 1つの外角の大きさが $12^{ \circ }$になるのは正何角形ですか。

答え
正三十角形

POINT

$360\div12=30$


(14) 1つの内角の大きさが $144^{ \circ }$になるのは正何角形ですか。

答え
正十角形

POINT

※内角が$144^{ \circ }$ということは、外角は$36^{ \circ }$だから、 $360\div36=10$


(15) 下の図で、$\angle x$, $\angle y$ の大きさをそれぞれ求めなさい。

多角形

答え
$\angle x=134^{ \circ }$, $\angle y=110^{ \circ }$

POINT

$x=540-(107+110+90+99)\\ y=180-\{360-(65+37+39+87+62)\}$

(16) 下の図で、$\angle x$, $\angle y$ の大きさをそれぞれ求めなさい。

五芒星、六芒星

答え
$\angle x=32^{ \circ }$, $\angle y=26^{ \circ }$

POINT

$x=180-(23+53+38+34)$
五芒星(ごぼうせい)は色のついた $5$ つの角の和が $180^{ \circ }$ になるとおぼえてしまいましょう。また、なぜこの $5$ つを足すと $180^{ \circ }$ になるのかもよく問われるので、その理由の説明ができるようにしておきましょう。
五芒星、六芒星 $y=180-(29+49+39+37)$
$y$ も $x$ とおなじように考えてしまえばよいです。

くさび形 (17) 右の図①で、$\angle a+\angle b +\angle c =\angle d$ である。

右の図②のように、$BD$ の延長と $AC$ との交点を $E$ とし、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しい性質を利用して、この理由を説明しなさい。






答え
$\triangle ABE$ で、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいから、
$ \angle a +\angle b=\angle DEC$ …①
$\triangle CDE$ で、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいから、
$ \angle DEC +\angle c=\angle d$ …②
①②により、$\angle a+\angle b +\angle c =\angle d$

POINT

くさび形 三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいです。

この性質を利用して、上の黄色の三角形で、$ \angle a +\angle b=\angle DEC$ です。

つぎに、下の緑の三角形で、$ \angle DEC +\angle c=\angle d$ です。

なので、$\angle a+\angle b +\angle c =\angle d$

(18) 下の図で、$\angle a+$ $\angle b+$ $\angle c+$ $\angle d+$ $\angle e$ $=180^{ \circ }$ である。この理由を説明しなさい。 五芒星






答え
$\triangle ABH$ で、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいから、
$ \angle a +\angle b=\angle EHI$ …①
$\triangle CDI$ で、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいから、
$ \angle c +\angle d=\angle EIH$ …②
$\triangle EHI$ で、三角形の内角の和は $180^{ \circ }$ だから、①②により、 $\angle a+$ $\angle b+$ $\angle c+$ $\angle d+$ $\angle e$ $=180^{ \circ }$

POINT

五芒星 三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいです。

この性質を利用して、黄色の三角形で、$ \angle a +\angle b=\angle EHI$ です。


つぎに、その下の緑の三角形で、$ \angle c +\angle d=\angle EIH$ です。



三角形の内角の和は $180^{ \circ }$ ですから、いちばん下の水色の三角形で、
$\angle a+$ $\angle b+$ $\angle c+$ $\angle d+$ $\angle e$ $=180^{ \circ }$




 答え(中2 4章 平行と合同 角と平行線 第3回) 

(1)$\angle p$と$\angle r$, $\angle q$と$\angle s$
(2)同位角… $\angle p$と$\angle t$, $\angle q$と$\angle u$, $\angle s$と$\angle w$, $\angle r$と$\angle v$
錯角… $\angle s$と$\angle u$, $\angle r$と$\angle t$,
(3)$\angle a=35^{ \circ }$, $\angle b=36^{ \circ }$
(4)$\angle x=130^{ \circ }$, $\angle y=132^{ \circ }$
(5)$\angle x=39^{ \circ }$, $\angle y=42^{ \circ }$, $\angle z=41^{ \circ }$
(6)$\angle x=78^{ \circ }$, $\angle y=58^{ \circ }$, $\angle z=24^{ \circ }$
(7)$\angle x=115^{ \circ }$, $\angle y=62^{ \circ }$
(8)内角の和…$180^{ \circ }\times(n-2)$,  外角の和…$360^{ \circ }$
(9)$3240^{ \circ }$
(10)十七角形
(11)$150^{ \circ }$
(12)$22.5^{ \circ }$
(13)正三十角形
(14)正十角形
(15)$\angle x=134^{ \circ }$, $\angle y=110^{ \circ }$
(16)$\angle x=32^{ \circ }$, $\angle y=26^{ \circ }$
(17)$\triangle ABE$ で、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいから、
$ \angle a +\angle b=\angle DEC$ …①
$\triangle CDE$ で、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいから、
$ \angle DEC +\angle c=\angle d$ …②
①②により、$\angle a+\angle b +\angle c =\angle d$
(18)$\triangle ABH$ で、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいから、
$ \angle a +\angle b=\angle EHI$ …①
$\triangle CDI$ で、三角形の $1$つの外角は、それととなりあわない $2$つの内角の和に等しいから、
$ \angle c +\angle d=\angle EIH$ …②
$\triangle EHI$ で、三角形の内角の和は $180^{ \circ }$ だから、①②により、 $\angle a+$ $\angle b+$ $\angle c+$ $\angle d+$ $\angle e$ $=180^{ \circ }$

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