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才塾 定期テスト対策

数学 中2 3章 1 次関数 第2回(全25問)

2


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問題をクリックすると答えがでます。

(1) 1 次関数の式の形は hogehoge
   a の呼び方は
    hogehoge hogehoge hogehoge
   b の呼び方は hogehoge
   a>0 のとき、グラフは hogehoge の直線
   a<0 のとき、グラフは hogehoge の直線

答え
y=ax+b, 傾き, 変化の割合, x  y  ,
切片(y 切片), 右上がり, 右下がり

POINT

グラフ a>0 (a がプラス)のとき、右上がりの直線になります。
a<0 (a がマイナス)のとき、右下がりの直線になります。
by 軸上のどこを通るか、と思ってしまうといいです。

(2) 1次関数 y=12x+3 について、 x の値が 2 から 4 まで増加したときの、次の値を求めなさい。
x の増加量
y の増加量
③変化の割合

答え
6
3
12

やりかた

x の増加量をきかれたときは、問題の「 x の値が 2 から 4 まで増加したときの」という部分を見て答えればよいです。24 になったわけだから、6 増えましたよね? だから 6 と答えればOKです。
③ ②の問題をとばして、さきにこちらを答えてしまいます。変化の割合というのは1次関数のときは y=ax+ba のことだとおもっちゃえばいいです。だから y=12x+312 の部分を答えれば正解です。テストのときはそう答えてしまいましょう。計算もなんもないです。 x の直前に書いてある数を答えればいいです。ただし、変化の割合をきかれたときのこの答え方は1次関数のときだけしか通用しないから気をつけてください。
②1次関数で y の増加量をきかれたときは、
y の増加量 = x の増加量 × 変化の割合
です。理由は単純で、「=yx」だからです。変形したら y の増加量 = x の増加量 × 変化の割合 になりますよね? 1次関数のときはこれでうまくいくので、テストのときはこれでやっちゃいましょう。そのほうがラクだしはやいしミスもすくない。というわけでこの問題は 6×(12)=3 が答えです。ただし、y の増加量をきかれたときのこのやり方は、これも1次関数のときしか通用しないやり方だから気をつけてください。

(3) 変化の割合が 13 で、点(6,2)を通る直線の式を求めなさい。

答え
y=13x+4

やりかた

「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」「1次関数であるとき、yx の式で表せ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
変化の割合というのは1次関数のときは a のことです。だから a=13 です。これを y=ax+b に代入します。すると
y=13x+b となります。あと、「点(6,2)を通る」というのは、x=6 のとき y=2 という意味です。これをこの y=13x+b に代入して、 b を求めます。
2=13×6+b2=2+b2+2=b4=b b は右辺においたままにして解いていくのがおすすめです。たぶんこういうやり方って、このあたりで初めて見るのかもしれません。最初はとまどうと思いますが、1次関数で b を求めるときは、このやり方のほうがミスが少ないです。だからこれがおすすめです。まあどうしてもなじめなかったら由緒正しく b を左辺にもってって解いてもいいです。
ともかく、これでめでたく a=13 , b=4 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=13x+4

(4) 傾きが 2 で、 x=3 のとき y=2 となる1次関数の式を求めなさい。

答え
y=2x+4

やりかた

「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」「1次関数であるとき、yx の式で表せ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
傾きというのは a のことです。だから a=2 です。これを y=ax+b に代入します。すると
y=2x+b となります。 x=3 , y=2 をこの y=2x+b に代入して、 b を求めます。
2=2×3+b2=6+b2+6=b4=b これで a=2 , b=4 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=2x+4

(5) yx12 で、点 (6,2) を通る1次関数の式を求めなさい。

答え
y=12x1

やりかた

「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」「1次関数であるとき、yx の式で表せ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
yxというのは1次関数のときは a のことです。だから a=12 です。これを y=ax+b に代入します。すると
y=12x+b となります。 x=6 , y=2 をこの y=12x+b に代入して、 b を求めます。
2=12×6+b2=3+b23=b1=b これで a=12 , b=1 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=12x1

(6) x の値が 3 増加すると y の値が 6 増加し、x=1 のとき y=5 となる直線の式を求めなさい。

答え
y=2x+3

やりかた

「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」「1次関数であるとき、yx の式で表せ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
1次関数のときは a=yxだから、この問題の場合は a=63=2 となります。これを y=ax+b に代入すると
y=2x+b となります。 x=1 , y=5 をこの y=3x+b に代入して、 b を求めます。
5=2×1+b5=2+b52=b3=b これで a=2 , b=3 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=2x+3

(7) 直線 y=12x3 に平行で、点(4,3) を通る直線の式を求めなさい。

答え
y=12x5

やりかた

「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」「1次関数であるとき、yx の式で表せ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
傾きが等しいとき、2直線は平行になります。y=12x3 に平行ということは、求めたい直線の傾きは 12 だということになります。つまり a=12 です。これを y=ax+b に代入すると
y=12x+b となります。 x=4 , y=3 をこの y=23x+b に代入して、 b を求めます。
3=12×4+b3=2+b32=b5=b これで a=12 , b=5 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=12x5

(8) y 切片が 2 で、点(3,3) を通る1次関数の式を求めなさい。

答え
y=13x+2

やりかた

「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」「1次関数であるとき、yx の式で表せ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
y 切片というのは b のことです。だから b=2 です。これを y=ax+b に代入します。すると y=ax+2 となります。 x=3 , y=3 をこの y=ax+2 に代入して、 a を求めます。
3=3a+23a=233a=1a=13 これで a=13 , b=2 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=13x+2

(9) 2点(6,5),(2,3) を通る直線の式を求めなさい。

答え
y=12x2

やりかた

「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」「1次関数であるとき、yx の式で表せ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
2 点を通る直線の式をきかれたときは、 a=y2y1x2x1 という公式を使って a を求めましょう。
2 点の座標 (6,5),(2,3)(x1,y1),(x2,y2) だということにして、上の公式にあてはめると、 a=y2y1x2x1=3(5)2(6)=24=12 これで a=12 だということがわかりました。これを y=ax+b に代入して、 y=12x+b ここに、 (6,5),(2,3) のどちらかを代入して b を求めます。代入するのはどっちでもよいです。計算さえまちがえなければ、どっちをいれても答えは同じになります。だから、計算がラクそうなほうをいれるのが得。今回は、 (2,3) のほうをいれてみましょう。 3=12×(2)+b3=1+b3+1=b2=b これで a=12 , b=2 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=12x2
ところで、この問題に関してはもうひとつ、連立方程式をたてて ab を求めていく、という定番のやり方があります。ここで紹介しているやり方と、連立方程式をたてるのと、両方ためして、好きなほうでやってください。連立方程式をたててやるやり方は、次の問題で説明します。

(10) x=2 のとき y=5 で、x=4 のとき y=9 となる1次関数の式を求めなさい。

答え
y=2x+1

やりかた

「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」「1次関数であるとき、yx の式で表せ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
y=ax+bx=2,y=5 を代入すると 5=2a+b y=ax+bx=4,y=9 を代入すると 9=4a+b こうしてできたふたつの式を連立させて解きます。引き算をすれば b が消えます。
連立方程式計算式
a=25=2a+b に代入して b を求めます。 5=2×2+b5=4+b54=b1=b これで a=2 , b=1 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=2x+1
ところで、この問題に関してはもうひとつ、前の問題で説明した a=y2y1x2x1 という公式を使って、まず a を求めてしまう、というやり方でもいけます。どっちでもいけます。テストのときは好きなほうでやってください。

(11) yx の1次関数であるとき、表のア~ウにあてはまる数をこたえなさい。また、yx の式で表しなさい。
x5107y7717

答え
ア…1, イ…3, ウ…2, 式 y=2x3

やりかた

表11 まず、yx の式で表してしまいましょう。そのために、xy がわかっている組を 2 組、見つけます。必ず 2 組はあるはずです。この問題の場合は、x=5 のとき y=7, x=7 のとき y=17 というのがありますね。これで a を求めることができます。(5,7),(7,17) だと思ってもいいです。a が求まりますよね?
a=y2y1x2x1 を使って、
a=1777(5)=2412=2
y=2x+b(5,7) を代入して、 7=2×(5)+b7=10+b3=b これで、式は y=2x3 だと求められました。あとはアとイとウをだしていきましょう。
アは x=1 のときの y の値のことだから、 y=2×(1)3=23=1 イは x=0 のときの y の値のことだから、切片を答えればよいので、 y=3 ウは y=7 のときの x の値のことだから、 7=2x32x=3+72x=4x=2 これですべて求まりました。答えを書きましょう。
ア…1, イ…3, ウ…2, 式 y=2x3

(12) 1次関数 y=12x3 について、x の変域が 2x4 のとき、y の変域を求めなさい。

答え
4y1

やりかた

x の変域が axb のとき、y の変域を求めなさい。」というお決まりの問題があって、こうきかれたときは、答えの形はこうです。 y んで、小と大にそれぞれ、小さい数と大きい数を書いておけばいいです。小さい数と大きい数っていうのは、 2x424 をそれぞれ問題の y=12x3x に代入してえられる数です。じゃあまず、 x=2y=12x3 に代入します。 y=12×(2)3=13=4 次に、 x=4y=12x3 に代入します。 y=12×43=23=1 これで、41 というふたつの数がえられました。これを小と大にあてはめればよいです。じゃあ答えを書きましょう。4y1 これでOKです。ただし、 y の変域をきかれたときのこのやり方は、3年生で習う「2乗に比例する関数y=ax2」では通用しないから気をつけてください。

(13) 下の直線の式を求めなさい。
グラフ13

答え
y=x2

やりかた

グラフ13
「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
このグラフは右に1歩いって縦に1 歩いっています。傾き a= だから、 a=11=1 それから、このグラフは y 軸の 2 を通っています。切片 by 軸のどこを通っているか、ということだから、 b=2 これで a=1 , b=2 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=x2

(14) 下の直線の式を求めなさい。
グラフ14

答え
y=32x+2

やりかた

グラフ14
「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
このグラフは右に2歩いって縦に3 歩いっています。傾き a= だから、 a=32=32 それから、このグラフは y 軸の 2 を通っています。切片 by 軸のどこを通っているか、ということだから、 b=2 これで a=32 , b=1 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=32x+2

(15) 下の①,②の直線の式を求めなさい。
グラフ15

答え
y=4 ② x=2

やりかた

① x軸に平行な直線のときはちょっと特別で、答えの形は y=n です。この直線は y 軸の 4 を通っていて、x軸に平行な直線だから、答えは
y=4 ② y 軸に平行な直線のときもちょっと特別で、答えの形は x=n です。この直線は x軸の 2 を通っていて、y 軸に平行な直線だから、答えは
x=2

(16) 次の1次関数のグラフをかきなさい。
① y=2x3
② 4x+3y=6
グラフ16

答え
グラフ16

やりかた

① 傾きが 2 で切片が 3 のグラフです。
② このままでは傾きや切片がわかりません。こういうときは、y について解きます。 4x+3y=63y=4x+6y=43x+63y=43x+2 これで傾きが 43 で切片が 2 だとわかりました。そのグラフをかきましょう。

(17) 次の連立方程式の解を、グラフをかいて求めなさい。
{2x+y=2x2y=6 グラフ16

答え
グラフ16 {x=2y=2

やりかた

加減法や代入法を使って解いてしまうこともできますが、それだとテストのとき点数はもらえません。グラフをかいていなければダメです。というわけでグラフをかきます。このままでは傾きや切片がわかりませんので、こういうときは、それぞれの式を y について解きます。 2x+y=2y=2x+2
x2y=62y=x+62y=x6y=12x62y=12x3 こうしてできた 2 つの式をおなじグラフ上にかいて、その交点を座標を答えればいいです。交点の座標は点(2, 2) ですね。x=2, y=2 が解です。

(18) 下の直線の式を求めなさい。
グラフ17

答え
y=23x+43

やりかた

グラフ17
「直線の式を求めよ」「1次関数の式を求めよ」といわれたら、答えの形は y=ax+b で、 ab を求めるのが目標になります。
このグラフは右に3歩いって縦に2 歩いっています。傾き a= だから、 a=23 それから、このグラフは y 軸のぴったりしたところを通っていません。こういうときの b はどこかの座標を代入して計算で求めます。たとえばこのグラフは点(2,0) を通っているから、x=2, y=0 を、y=23x+b に代入して b を求めます。 0=23×(2)+b0=43+b43=b これで a=23 , b=43 というふうに、ab が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
y=23x+43 今回は点(2,0) を代入して b を求めたけれど、(5,2)でも(1,2)でも(4,4)でもどこでもいいです。どこをいれても b=43 になります。

(19) 2つの直線 y=12x3y=x+3 の交点の座標を求めなさい。

答え
(4,1)

やりかた

2直線の交点の座標は連立方程式の解です。
連立方程式{y=12x3y=x+3 を解いて、その解がこの問題の答えです。代入法で、
(上の式の右辺)=(下の式の右辺)という式をたてて解いていきましょう。 12x3=x+3(×2)x6=2x+6x+2x=6+63x=12x=4 y=x+3x=4 を代入して y を求めます。 y=4+3=1 これで x=4 , y=1 というふうに、解が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
(4,1) この問題は「座標を求めよ」といわれているのだから、座標の書きかたで答えるようにしましょう。

(20) 下の2つの直線の交点の座標を求めなさい。
グラフ19

答え
(85,25)

やりかた

グラフ19
2直線の交点の座標は連立方程式の解です。まず、2つの直線の式をグラフから求めます。(ア)(イ)の直線の式はそれぞれ y=x2() y=32x+2() もしわからなかったら、13番と14番の問題で出題した直線なので、それを確認してください。
んで、だからこの問題に答えるには、連立方程式 {y=x2y=32x+2 を解けばいいです。代入法で、
(ア)の式の右辺=(イ)の式の右辺
という式をたてて解いていきましょう。 x2=32x+2(×2)2x4=3x+42x+3x=4+45x=8x=85 y=x2x=85 を代入して y を求めます。 y=852=85105=25 これで x=85 , y=25 というふうに、解が求められました。じゃあ答えを書きましょう。
(85,25) この問題の答えは整数にはなりません。交点はぴったりとしたカドにはないからです。答えは分数になるはず。そう思って解いていきましょう。

このへんからちょっと難易度があがります。こりゃムリだ、というひとは、(1)番から(20)番までの問題を繰り返して、確実にできるようになりましょう。
しんどいけどやり通す、というひとはここから先へ進みましょう。がんばって!

グラフ20 (21) 右の図で、直線 l , m の式はそれぞれ y=x+2 , y=13x2 である。直線ly 軸との交点をA とし、直線my 軸との交点をB とする。また、直線l と直線m との交点をP とする。このとき、PABの面積を求めなさい。

答え
6

やりかた グラフ

Pを通るABの垂線とABとの交点をCとします。
三角形の面積=底辺×高さ×12 。底辺をAB、高さをPCということにして求めていきましょう。
まず底辺ABの長さから。Ay座標はy=x+2の切片だから2By座標はy=13x2の切片だから2。だからAB=4
つぎに高さPC。これをだすためにPの座標を求めます。Pは直線l と直線mとの交点だから、直線l と直線mを連立させて解きます。 {y=x+2y=13x2 代入法で、(上の式の右辺)=(下の式の右辺)という式をたてると、 x+2=13x2(×33x+6=x63xx=664x=12x=3 y=x+2x=3 を代入して y を求めます。 グラフ y=1×3+2=3+2=1 これで Pの座標は(3,1) というふうに求められました。高さPCの長さはこれのx座標をみればいいからPC=3
これで底辺と高さがわかりました。面積をだしましょう。 4×3×12=6

(22) 駅から 1200m 離れたところに学校がある。Aさんが分速 50m の速さで駅から学校へ歩いた。Aさんが出発してから 6 分後に、Bさんが分速 75m の速さで駅から学校へ自転車で走った。下のグラフは、Aさんが進んだようすを表したものである。このグラフに、Bさんが進んだようすをかきくわえなさい。また、BさんがAさんに追いついたのは、Bさんが出発してから何分後か。
AさんBさん

答え
AさんBさん 12 分後

やりかた

〈グラフ〉
BさんはAさんが出発してから 6 分後に出発したわけですから、点 (6, 0) からグラフをはじめます。
グラフをかくときは、目盛りに注意してください。x 軸は 1 目盛りが 2 分です。y 軸は 1 目盛りが 100m です。
Bさんの速さは分速 75m なので、2 分で 150m4 分で 300m 進むことになります。なので、右に 2 マスいって、上に 3 マスいくように点をとっていきます。
〈時間〉
2 直線の交点が、BさんがAさんに追いついた地点と時間を表します。なので、追いついたのは、Aさんが出発してから 18 分後です。Bさんが出発してからは、186=12 分後です。

動点 (23) 図のような長方形 ABCD で、点 P は辺上を点 B から A,D を通って C まで動く。点 P が辺上を点 B から xcm 動いたときの PBC の面積を ycm2 とする。

① 点 P が辺 BA 上にあるとき、yx の式で表しなさい。また、x の変域をいいなさい。

② 点 P が辺 AD 上にあるとき、yx の式で表しなさい。また、x の変域をいいなさい。

③ 点 P が辺 DC 上にあるとき、yx の式で表しなさい。また、x の変域をいいなさい。

答え
① y=5x(0x8)
② y=40(8x18)
③ y=5x+130(18x26)

やりかた グラフ ①〈式〉
三角形の面積は、底辺 × 高さ ×12 です。底辺を BC、高さをPB ということにして、yx で表します。
BC の長さは 10 です。
P が動いた長さが x なので、PB の長さは x です。
なので、三角形 y の面積は、y=10×x×12=5x となります。
〈変域〉
PB 上にあるときは、x=0 です。最小値は 0 です。PA 上にきたときは、x=8 です。最大値は 8 です。

グラフ ②〈式〉
P から BC におろした垂線と、BC との交点を E とします。底辺を BC、高さをPE ということにして、yx で表します。
BC の長さは 10 です。
PE の長さは、P がどこにあっても 8 です。
なので、三角形 y の面積は、y=10 \times 8 \times\cfrac{1}{2}=40 となります。
〈変域〉
x の変域は、PA 上にきたときは、x=8 です。最小値は 8 です。PD 上にきたときは、x=8+10=18 です。最大値は 18 です。

グラフ ③〈式〉
底辺を BC、高さをPC ということにして、yx で表します。
BC の長さは 10 です。
PC の長さは、26-x です。xP が動いてきた長さです。③の図の赤い線が x を表しています。BA+AD+DC から x をひけば、PC になります。なので、PC=8+10+8-x=26-x です。 なので、三角形 y の面積は、 \begin{eqnarray*} y&=&10 \times (26-x) \times\cfrac{1}{2} \quad(10\times\cfrac{1}{2}を先にやってしまう)\\ &=&5(26-x)\\ &=&130-5x\\ &=&-5x+130 \end{eqnarray*} 〈変域〉
x の変域は、PD 上にきたときは、x=8+10=18 です。最小値は 18 です。PC 上にきたときは、x=8+10+8=26 です。最大値は 26 です。

動点 (24) (23)の問題について、x の変域を 0 \leqq x \leqq 26 とするときの xy の関係をグラフに表しなさい。また、\triangle PBC の面積が 30cm^2 となるときの x の値を求めなさい。






答え
動点 x=6, \ x=20

やりかた

〈グラフ〉
変域が 0 \leqq x \leqq 8 のときの式は y=5x です。原点を通る直線です。点(0, \ 0), (8, \ 40) をとって定規でむすんでしまいましょう。線は点 (8, \ 40) で終わりにしてください。その先をかいちゃダメです。

変域が 8 \leqq x \leqq 18 のときの式は y=40 です。x 軸に平行な直線になります。(8, \ 40) から (18, \ 40) までを定規でむすんでしまいましょう。

変域が 18 \leqq x \leqq 26 のときの式は y=-5x+130 です。直線です。点(18, \ 40)(26, \ 0) をとって定規でむすんでしまいましょう。x=26 のときに面積が 0 になるはず、と考えて点 (26, \ 0) をとるわけです。

〈面積〉
グラフから、面積 y30 になるのは、2 か所あります。Py=5x 上にあるときと、y=-5x+130 上にあるときです。それぞれの式の y30 を代入して x を求めればOKです。
Py=4x 上にあるとき \begin{eqnarray*} 30&=&5x\\ x&=&6 \end{eqnarray*} Py=-5x+130 上にあるとき \begin{eqnarray*} 30&=&-5x+130\\ 5x&=&130-30\\ 5x&=&100\\ x&=&20 \end{eqnarray*}

(25) 次の表のようなインターネットの月額の料金プランがある。 \begin{array}{c|ccc} \hline      & 基本料金 & 1分間の使用料 \\ \hline Aプラン  & 2000円 & 2円 \\ \hline Bプラン  & 500円 & 5円 \\ \hline Cプラン  & 0円 & 定額2500円 \\ \hline \end{array} ① 1か月に x 分間使用したときの料金を y 円として、それぞれのプランについて、yx の式で表しなさい。
また、下のグラフはAプランを表したものである。このグラフに、BプランとCプランのグラフをかきくわえなさい。

② C プランを利用するのがもっとも安くなるのは、何分より多く使用した場合か。 料金プラン

答え
Aプラン… y=2x+2000
 Bプラン… y=5x+500
 Cプラン… y=2500
400料金プラン

やりかた

〈グラフ〉
①<式>
Aプランは1分間の使用料が2円で基本料金が2000円なので、
y=2x+2000
Bプランは1分間の使用料が5円で基本料金が500円なので、
y=5x+500
Cプランは定額2500円なので、
y=2500
<グラフ>
Aプランは切片が2000で、500分で1000円かかるグラフです。右に5マス進んで、縦に2マス進んでいるのを確認しましょう。
Bプランは切片が500で、100分で500円かかるグラフです。右に1マス進んで、縦に1マス進むグラフをかきましょう。
Cプランは切片が2500の横線になります。
②グラフを見て判断しましょう。Cプランがもっとも安くなるのは、x400のところです。 料金プラン


 答え(中2 3章 1次関数 第2回) 

グラフ16 (1) y=ax+b, 傾き, 変化の割合, \cfrac{xの増加量\phantom{  }}{yの増加量\phantom{  }},
  切片(y 切片), 右上がり, 右下がり
(2)① 6  ② -3  ③ -\cfrac{1}{2}
(3) y=-\cfrac{1}{3}x+4  (4) y=-2x+4
(5) y=\cfrac{1}{2}x-1  (6) y=2x+3
(7) y=\cfrac{1}{2}x-5  (8) y=\cfrac{1}{3}x+2
(9) y=\cfrac{1}{2}x-2  (10) y=2x+1
(11) ア…-1, イ…-3, ウ…2, 式 y=-2x-3
(12) -4 \leqq y \leqq -1
(13) y=x-2
(14) y=-\cfrac{3}{2}x+2
(15) ① y=-4 ② x=2
(16) 右上図
(17)  \left\{ \begin{array}{l} x=2\\ y=-2 \end{array} \right.  2 番目の図
(18) y=\cfrac{2}{3}x+\cfrac{4}{3}
(19) (4,-1)
(20) \left(\cfrac{8}{5},-\cfrac{2}{5}\right)
(21) 6
(22) 3 番目の図 12 分後
(23) ① y=5x\qquad (0 \leqq x \leqq 8)
  ② y=40\qquad (8 \leqq x \leqq 18)
  ③ y=-5x+130\qquad (18 \leqq x \leqq 26)
(24) 右下図 x=6, \ x=20

(25) ①Aプラン… y=2x+2000
 Bプラン… y=5x+500
 Cプラン… y=2500
400料金プラン

saijuku0222